初めて交信ができた人工衛星。   FMで交信ができる衛星で、非常に人気が
あった衛星ですが2003年11月に機能停止のアナウンスが正式にされました。

送信周波数を145.970MHZ固定で電波を出すのですが
受信は435.070MHZを中心に±5KHZぐらいをワッチします。衛星が上昇してくる場合は
435.075MHZ付近からワッチを始め、少しずつ周波数を下げて行きます。天頂を過ぎて、
衛星が下がっていくようになると、435.067MHZぐらいをワッチすることになります。
ドップラー効果を考慮して周波数を下げていきます。このとき 送信周波数は、元のまま
固定で運用します。

送信電力は、FMの特徴ともいえますが、電力の大きな方が有利となります。しかし 多くの
局が挑戦しているので、交信は手短に行う必要があります。
長くて15分ぐらい可視範囲にあるのですが、実際は地上付近の障害物などの関係で
少し高度が上がってきたあたりから当局では、聞こえ始めます。

UO−14

送受信の設備

  FT−847M
  アンテナ    144MHZ 6エレ八木   430MHZ 15エレ八木